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5. 音声・映像・チャット機能

5-1. 音声に関する機能と設定

MeetingPlazaの会議室での音声通信は、次のような仕様に基づいて動作します。

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5-1-1. 発話方法を変更する

MeetingPlazaにはいくつかの発話方法があります。Ctrlキーを押して話す方法はそのうちの一つで、標準の発言モードです。これを他の方法に変更すると、Ctrlキーを押さずに、あるいは一度押すだけで発言できるようになります。 この発話方法を変更するには、各々のパソコンで次の操作を行ってください。

標準画面


簡単画面、ディスカッション、ワイド、セミナー、V5標準画面、クラシック

各発話方法の詳細は次のとおりです。それぞれ長所・短所がありますので、利用環境または好みに応じて使い分けると良いでしょう。 発話方法の設定はお使いのパソコンに保存され、次回の会議においても同じ発話方法が使われるようになります。
発話方法 説明 メリット デメリット
発話している間、自動的にマイクをオン
(音声スイッチ)
マイクの音が自動的に検出され、発言状態になる。 特別な操作が不要なため、自然な発言になる。 マイクの感度や相手の発話状態によって、発話している時にスイッチがONにならなかったり、発話していない時に雑音によってONになってしまうことがある
Ctrlキーを押している間、マイクをON Ctrlキーを押しながら発言する。 発言者が限られるため、参加人数の多い会議でも雑音が入りにくい。 操作に慣れが必要。
キーまたはボタンを押してマイクのON/OFFを切り替え Ctrlキーを押して発言開始、もう一度押して発言終了する。 「キーを押している間マイクをON」と同じ 「キーを押している間マイクをON」と同じ
常にマイクをオン
([ミュート]で停止します)
常に発言状態になる。 少ない参加人数の会議では使い勝手が良い。
発言者が特別な操作なしに確実に発言できる。
映像の表示枠が常にピンクになるため、発言者が誰であるかわかりにくくなる。

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5-1-2. 発言に使うキーをCtrlキー以外に設定する

「各種設定」の「音声」タブ内にある[発話キーの設定]から、発言に使うキーを標準のCtrlから他のキーに、変更することができます。
このキーの変更は、キーを押して発言する方法、
(1) Ctrlキーを押している間、マイクをON
(2) キーまたはボタンを押してマイクのON/OFFを切り替え
どちらでも有効です。

※「詳細項目を表示」がONの場合

ウィンドウ内の表記 クリックまたは選択した場合の動作と機能
[Ctrlキーを使用する] Ctrlキーを発話キーにします。
[その他のキーを使用する] 右のリストから発話キーを選択できます。[Ctrlキーを使用する]をオンにしたままにすれば、選択したキーとCtrlキーを併用できます。
修飾キー [その他のキーを使用する]をオンにすると、[Shift]、[Ctrl]、[Alt]のうちいずれか、または複数選択できるようになり、リストから選択した発話キーと一緒に押すことで発話キーとすることができます。
[OK] 設定の変更を保存して、このウィンドウを閉じます。
[キャンセル] 設定の変更を保存せずに、このウィンドウを閉じます。

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5-1-3. マイクボリュームの調整

マイクボリュームの調整は、下の図で示すつまみを左右に動かすことで行います。右に動かすとボリューム大、左に動かすとボリューム小になります。

標準画面

簡単画面、ディスカッション、ワイド、セミナー、V5標準画面、クラシック

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5-1-4. スピーカーボリュームの調整

スピーカーボリュームの調整は、下の図で示すつまみを左右に動かすことで行います。右に動かすとボリューム大、左に動かすとボリューム小になります。

標準画面

簡単画面、ディスカッション、ワイド、セミナー、V5標準画面、クラシック

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5-1-5. ミュート(マイク、スピーカーの出力抑制)

マイクとスピーカーのミュートは、下の図で示す操作で行います。マイクをミュートするとマイクの入力が抑制され、スピーカーをミュートするとスピーカーの出力が抑制されます。

標準画面


簡単画面、ディスカッション、ワイド、セミナー、V5標準画面、クラシック

マイクとスピーカーの両方をミュートにした場合は、以下の表示になります。

標準画面


簡単画面、ディスカッション、ワイド、セミナー、V5標準画面、クラシック

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5-1-6. 音声品質の設定

MeetingPlazaの音声品質には3段階(標準、高品質、最高品質)ありますが、会議室の中では変更することができません。音声品質の設定は、会議スケジューラ8 で会議室を予約するときに行います。
また、現在の会議室の音声品質は、情報ボタンをクリックすると表示される、「MP2D ActiveXコントロールについて」ウィンドウの、「会議室の音声品質設定」の表示で確認できます。

標準画面 ワイド・ディスカッション
セミナー・V5標準画面
クラシック
簡単画面


8 MeetingPlazaの会議室を予約するための専用の予約システムです。
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5-1-7. 音声テスト(ループバック試験)

MeetingPlazaには、マイクとスピーカーの動作を確認できるように、テストツールが組み込まれています。自分だけが会議室に入室している状態でもテストできる上、テスト中の発言は自分にしか聞こえませんので、実際の会議の前には常に行うようにすると良いでしょう。
テストツールを開始する方法は2通りあります。

「音声テスト(ループバック試験)開始」を選択すると、テストツールの使用がオンになり、選択している発話方法で発話をすると、その音声が会議室の中で折り返され、スピーカーから聞こえてきます。
ボリュームの調整が終了したら、再度 [音声メニューボタン]をクリックして、メニューを表示させ、「音声テスト(ループバック試験)終了」を選択してください。

標準画面
音声タブより開始する方法 音声メニューボタンより開始する方法
※「詳細項目を表示」がONの場合


簡単画面、ディスカッション、ワイド、セミナー、V5標準画面、クラシック
音声タブより開始する方法 音声メニューボタンより開始する方法
※「詳細項目を表示」がONの場合

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5-1-8. エコーキャンセラーの使用

エコーキャンセラーとは、スピーカーから出力された音がマイクに入力され、エコーやハウリングを起きる問題を防止する機能です。
MeetingPlazaにもこの機能が搭載されていますので、パソコンのCPUが1GHz以上であれば、お使いください。使用方法は下の図のとおりです。
ただし、ソフトウエアだけで動作する簡略型であるために、パソコンへの負荷が高くなる割に効果が不十分な場合があります。

標準画面


簡単画面、ディスカッション、ワイド、セミナー、V5標準画面、クラシック

本格的なエコー・ハウリング対策には、専用のエコーキャンセラー装置の利用をお勧めします。

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5-1-9. ノイズキャンセラー(マイク)

ノイズキャンセラー(マイク)は、発言時に自分のマイクから起こるノイズを軽減することができます。

標準画面


簡単画面、ディスカッション、ワイド、セミナー、V5標準画面、クラシック

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5-1-10. ノイズキャンセラー(スピーカー)

ノイズキャンセラー(スピーカー)は、音声を聞いているときに起こるノイズを軽減することができます。

標準画面


簡単画面、ディスカッション、ワイド、セミナー、V5標準画面、クラシック

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5-1-11. Windowsのボリュームコントロールを開く

MeetingPlazaのマイクボリューム、スピーカーボリュームは、会議室の画面から調整することができますが、音声関係のトラブルなどで、それに関連するWindowsの設定用ウィンドウ(再生制御、録音制御)を表示させたい場合があります。
このウィンドウはWindowsのコントロールパネルを操作することで表示できますが、「設定」の[音声]タブから簡単に表示させることができます。

※「詳細項目を表示」がONの場合

音声メニューの[ボリュームコントロール]、[録音コントロール]を選択すると、下の図のようなウィンドウが開きます。

録音コントロールを開く


ボリュームコントロールを開く

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5-1-12. 「各種設定」から、デバイス選択、ボリューム調整、発話方法の選択、その他の設定を行う

「各種設定」により、会議室で使用するマイク、スピーカーのデバイスの選択、そのデバイスを使用したボリュームの調整、発話方法の選択などを行うことができます。

「各種設定」を開く手順は、2通りあります。

  1. 音声設定から表示する方法

    標準画面


    簡単画面、ディスカッション、ワイド、セミナー、V5標準画面、クラシック
  2. 「設定」から「音声(または[詳細設定]」を開く方法
    標準画面 ワイド・ディスカッション
    セミナー・V5標準画面
    クラシック
    簡単画面

上記の手順のどちらかで、「各種設定」を開きます。
※「詳細項目を表示」がONの場合

ウィンドウ内の表記 クリックまたは選択した場合の動作と機能
「マイク」のリスト お使いのパソコンに備わっているマイクデバイスの一覧です。複数表示される場合は、会議室においてどのデバイスを使用するか、注意が必要です。
「マイク」のスライダーの下に表示される緑色のバー マイクボリュームを示します。発話キーを押さない状態で発言できます。
「マイク」のスライダー マイクボリュームを調整します。左に動かすとボリューム小、右に動かすとボリューム大になります。
「発話方法」のリスト 会議室での発話方法を選択します。発話方法の詳細は4-1-1 を参照してください。
「感度」のリスト 音声スイッチの発話方法を選択した場合に、感度の選択ができます。
[発話キーの設定] 会議室での発話方法を選択します。発話―キーの詳細は4-1-2 を参照してください。
マイク「ノイズキャンセラー」のリスト マイクのノイズキャンセラーの強さの選択ができます。
マイク「エコーキャンセラー」のリスト マイクのエコーキャンセラーの強さの選択ができます。
録音デバイスのコントロール Windowsの録音ボリュームコントロールを開きます。詳しくは4-1-11 を参照してください。
「スピーカー」のリスト お使いのパソコンに備わっているスピーカーデバイスの一覧です。複数表示される場合は、会議室においてどのデバイスを使用するか、注意が必要です。
[テスト音声再生] スピーカーボリューム確認のために、ごく短いメロディ音を再生します。
「スピーカー」のスライダー スピーカーボリュームを調整します。左に動かすとボリューム小、右に動かすとボリューム大になります。
スピーカー「ノイズキャンセラー」のリスト スピーカーのノイズキャンセラーの強さを選択します。
再生デバイスのコントロール Windowsの録音ボリュームコントロールを開きます。詳しくは4-1-11 を参照してください。
ループバック試験[開始] 音声テスト(ループバック試験)を開始します。
試験中にダイアログを表示する 音声テスト(ループバック試験)開始時に、下図のウィンドウを表示します。
[入室時に音声デバイスを確認する] 選択すると入室時に音声設定する画面が開きます。
※「詳細項目を表示」がONの場合
[音声デバイスの切り替え時に設定を自動でチェックする] 選択しているデバイスの設定を自動でチェックし、設定に問題が検出できた場合にダイアログを表示します。
[OK] 設定を保存して、このウィンドウを閉じます。
[キャンセル] 設定を保存せずに、このウィンドウを閉じます。
[適用] ウィンドウを閉じずに設定を保存します。
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5-2 映像に関する機能と設定

MeetingPlazaの会議室での映像通信は、次のような仕様に基づいて動作します。


10 単位はピクセル、以下同じ。映像表示サイズとフレームレートは、PCやハードウェアのパフォーマンスとご利用の回線速度に依存します。
11 1秒あたりの画面更新回数。数値が大きいほど動きが滑らかに見えます。
12 サイズとフレームレートを合わせた映像の品質を「画質」という用語で説明します。
13 ネットワーク速度によって、設定できる映像サイズが異なります。
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5-2-1. 送信と受信の関係

MeetingPlazaの映像通信は、自分の送信と相手の受信に明確な関係があります。
自分がサイズVGA(640×480)でカメラから取り込んだ映像を送信しても、相手がサイズQVGA(320×240)で受信する設定にしていれば、相手が見る自分の映像は、QVGA(320×240)になります。フレームレートにも同じことが言えます。自分がフレームレート10で送信しても、相手がフレームレート2で受信する設定にしていれば、相手が見る自分の映像はフレームレート2となります。

送信フレームレートはネットワークの状態やカメラの性能などによって、必ずしも設定した値がでない場合があります。

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5-2-2. 映像の送受信と画面表示の関係

MeetingPlazaには、受信した映像を拡大・縮小して画面に表示する機能があります。そのため、相手がサイズVGA(640×480)でカメラから取り込んだ映像を送信し、自分もサイズVGA(640×480)で受信しても、画面表示のサイズがQQVGA(160×120)であれば、受信映像は縮小表示されます。逆に、相手がサイズQQVGA(160×120)でカメラから取り込んだ映像を送信、自分もサイズQQVGA(160×120)で受信した場合であっても、画面表示サイズをVGA(640×480)に設定すれば、受信映像は拡大表示されます。

受信サイズよりも大きなサイズで画面表示すると、表示画像が引き伸ばされるため、画質は悪くなります。

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5-2-3. 映像の送受信とネットワーク速度の関係

映像を高画質にできる上限は、ネットワーク速度の設定値で決まります。つまり、ネットワーク速度が高速であれば、より高画質な映像を送受信でき、逆にネットワーク速度が低速であれば、低画質な映像しか送受信できないことになります。

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5-2-4. 映像の送受信とCPU負荷の関係

映像を高画質にできる上限は、パソコンのCPUの負荷にも関係します。つまり、CPUに負荷がかかっていなければ、より高画質な映像を送受信でき、逆に高い負荷がかかっていれば、低画質な映像しか送受信できないことになります。

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5-2-5. 「ビデオ品質バー」による簡単品質調整

画面左上部にある「ビデオ品質バー」のつまみを右に動かすと高画質(フレームレート高、ネットワーク速度によっては送受信サイズ大、)、左に動かすと低画質(フレームレート低、ネットワーク速度によっては送受信サイズ小、)になります。
このバーのレベルは、設定されているネットワーク速度(帯域)のうち、「どの程度映像に割り当てるか」を指定するものです。あくまでも、設定されているネットワーク速度(帯域)の範囲内で、映像の品質を調整していることになります。 [−]に動かすと、最も低い品質になります。

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5-2-6. 「ビデオ品質バー」を使用せずに行う細かな品質調整

ビデオ品質バーを使用しない品質設定の開始手順は、以下の2通りあります。

  1. ビデオ設定から表示する方法
    ※「詳細項目を表示」がONの場合

  2. 「設定」から「ビデオ(または[詳細設定])」を開く方法
    標準画面 ワイド・ディスカッション
    セミナー・V5標準画面
    クラシック
    簡単画面

「各種設定」の[ビデオ]を選択し、「簡易設定(推奨)」のチェックボックスをオフにし、「フレームレート」、「サイズ」、「画質」を選択します。
※「詳細項目を表示」がONの場合

これらの設定値に関する考え方は、5-2-1 5-2-2 5-2-3 に記載していますので、参考にしてください。

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5-2-7. 映像ノイズフィルターを使用して送信時の通信量を削減する

ビデオのデータの圧縮効果を高めることができます。特に安価なカメラでは、圧縮の効果が高くなります。

※「詳細項目を表示」がONの場合
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5-2-8. 「映像送信を効率化する」

「映像送信を効率化する」のチェックをOFFにすると、送信に設定されたビデオ品質(フレームレート、サイズ)にて送信します。
チェックがONの場合は、相手のビデオ受信のビデオ品質に応じて自動的にビデオ品質を調整し、送信帯域を抑えます。
通常は、チェックをONにしてお使いください。

※「詳細項目を表示」がONの場合

(*「簡易設定(推奨)」にチェックが入っている場合は、「映像送信を効率化する」はONとして動作します。)
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5-2-9. デバイスのプロパティ

選択しているカメラデバイスのプロパティを表示し、カメラの設定変更ができます。
カメラ映像がぼやけたり、ちらついたり(フリッカー)等している場合は、設定を変更することで調整することができます。
(設定の可否や、調整内容は、カメラメーカーによって異なります。詳細は、カメラメーカーにお問合せ下さい。)

※「詳細項目を表示」がONの場合

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5-2-10. DirectShow と DirectXを使って高画質にする

「指定したカメラデバイスを使用する」(DirectShow)と「アンチエイリアスを使用する」(DirectX)は、どちらもMicrosoftのマルチメディア系の仕様です。
「指定したカメラデバイスを使用する」を使用するとCPUの能力が十分であれば、10以上の高いフレームレートで映像をカメラから取り込むことができます。これを使用するには、お使いのカメラが対応していることと、DirectX 8 以降のバージョンをパソコンにインストールしておく必要があります。
また、「アンチエイリアスを使用する」を使用すると、より滑らかできれいな映像を表示できるようになります。この効果を得るには、お使いのパソコン(ビデオカード)が対応している必要があります。
「指定したカメラデバイスを使用する」は、「各種設定」の[ビデオ]を選択した画面で設定を行います。指定したカメラデバイスを使用する(DirectShow)は自動検出され、アンチエイリアスを使用する(DirectX)は手動での設定になります。
※「詳細項目を表示」がONの場合

「アンチエイリアスを使用する」は「各種設定」の[その他]を選択した画面で設定を行います
※「詳細項目を表示」がONの場合

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5-2-11. パソコンに複数のカメラを接続している場合の選択

パソコンに複数のカメラが接続されている場合、どのカメラをMeetingPlazaで使用するか、「各種設定」の[ビデオ]を選択した画面から、カメラ(デバイス)を選択します。
※「詳細項目を表示」がONの場合

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5-2-12. カメラ映像の停止と静止画利用

標準画面、簡単画面、ワイド、V5標準画面、クラシックは、自画像映像にマウスを置いたときに表示されます。

ディスカッション、セミナー、V5標準画面の利用時は、画面下部に表示されます。

パソコンに接続されているカメラの映像を一時停止、一時停止させて時の画像をビットマップファイルとして保存、さらにビットマップファイルをカメラ映像の代わりに送信することができます。

ウィンドウ内の表記 クリックまたは選択した場合の動作と機能
または
[一時停止]
クリックするとカメラ映像の送信を停止します。 ボタンの画像が または に変わりますので、再度クリックすると、カメラ映像の送信を再開します。
または
[保存]
または をクリックし、カメラ映像を一時停止した状態にすると、一時停止した画像をパソコンにビットマップファイルとして保存するために、クリック可能な状態になります。
または
[静止画]
ビットマップファイルをカメラ映像の代わりに使用します。クリックするとビットマップファイルを選択するウィンドウが表示されます。

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5-2-13. 映像の表示サイズの変更

映像の表示サイズは、会議室画面のウィンドウサイズ(ビデオ領域)によって、自動的に拡大・縮小されます。

この自動的に行われる拡大・縮小動作は、MeetingPlazaの標準動作です。この機能をオフ、あるいは特定の大きさに固定したい場合は、次の操作を行います。

  1. 会議室の[設定]をクリックして、「各種設定」ウィンドウを表示させます。
  2. [その他]のタブの「拡大縮小設定」で設定を行います。

[QQVGA (160×120) 引き伸ばし]、[QVGA (320×240) 引き伸ばし]、 [VGA (640×480)引き伸ばし]、[HD (1280×720) 引き伸ばし] にすると、自分と相手のビデオの送受信設定によっては、画質が悪くなる場合があります。(5-2-2 参照)

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5-2-14. 参加者映像の表示順序、表示サイズ設定

これまで述べた映像の表示機能の他にも、様々な表示機能があります。 以下にこれらの機能を説明します。

(1) 参加者全員の映像に関するもの

参加者全員の表示に関する機能を、以下に示します。


ウィンドウ内の表記 クリックまたは選択した場合の動作と機能
[参加者全員を表示] 参加者の表示映像を非表示にした場合((2)の機能)に、この機能を使って参加者全員を表示する状態に戻します。
「表示順序」の変更 参加者の表示順序を指定します。 [アルファベット順(A → Z)]、[アルファベット順(Z→)]は参加者の名前(文字コード)により順序付けを行います。日本語の場合も文字コードで順序付けされます。

(2) 参加者個別の映像に関するもの

参加者個別の表示に関する機能を、以下に示します。

この機能は「ディスカッション」と「セミナー」画面では使えません。




2倍サイズで表示
マウスが画像上にあるときに表示されます。映像を2倍サイズで表示します。 元のサイズに戻すときは (通常サイズに戻す)をクリックします。

最小化
指定した参加者を最小化にします。元に戻すときは最小化しているユーザーの「通常サイズに戻す」をクリックします。

この参加者のみ表示
マウスが画像上にあるときに表示されます。指定した参加者のみを表示します。 元に戻すときは、(参加者全員を表示)をクリックするか、ビデオ設定内の「参加者全員を表示」を選択します。

非表示にする
マウスが画像上にあるときに表示されます。指定した参加者を非表示にします。 元に戻すときは、ビデオ設定内の「参加者全員を表示」を選択します。

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5-2-15. 一括ビデオ設定

会議室に主催者として入室している場合、主催者のパソコンから他の参加者のビデオ設定を変更することができます。
「各種設定」の[ビデオ]を選択し、「一括ビデオ設定」をクリックすると、一括ビデオ設定ウィンドウが開きます。

標準画面 ワイド・ディスカッション
セミナー・V5標準画面
クラシック
簡単画面

  1. [設定]をクリックして[ビデオ設定(またはビデオ)]を選択、[一括ビデオ設定]をクリックします。
    ※「詳細項目を表示」がONの場合

  2. 下図の赤枠の部分を操作し、ビデオ設定を変更します。
  3. [OK]をクリックすると、設定が一斉に他のユーザーに反映されます。

ウィンドウ内の表記 クリックまたは選択した場合の動作と機能
「簡易設定(推奨)」チェックボックス オンにすると、ビデオ品質バーを使って一括ビデオ設定が行えます。
[音声優先] つまみを1目盛ずつ左に動かします。
[ビデオ優先] つまみを1目盛ずつ右に動かします。
画質スライダー つまみを右に動かすと高画質(フレームレート高、ネットワーク速度によっては送受信サイズ大、)、左に動かすと低画質(フレームレート低、ネットワーク速度によっては送受信サイズ小、)になります。
「指定ユーザー設定を使用する」チェックボックス オンにすると、[<< 追加]で選択したユーザーごとに、個別のビデオ設定が行えます。
[<< 追加] 「適用しないユーザー」の枠内にあるユーザー名から、個別のビデオ設定を行いたいユーザー名を選択してこのボタンをクリックすると、ユーザー名が「適用するユーザー」の枠内に移動します。
[削除 >>] 「適用するユーザー」の枠内にあるユーザー名から、個別のビデオ設定の対象にしないユーザー名を選択してこのボタンをクリックすると、ユーザー名が「適用しないユーザー」の枠内に移動します。
フレームレート(送信) 送信する映像のフレームレートを指定します。受信する映像のフレームレートは、各ユーザーのネットワーク速度に応じた最大の受信フレームレートが、ユーザーごとに自動的に設定されます。
サイズ 受信フレームレートが、ユーザーごとに自動的に設定されます。
[OK] 一括ビデオ設定を実行してウィンドウを閉じます。
[キャンセル] 一括ビデオ設定を実行せずにウィンドウを閉じます。

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5-2-16. マウスクリックによる表示場所の移動

参加者の映像をマウスでダブルクリックすると、その参加者の画像を左上に移動させることができます。

この機能は「ディスカッション」と「セミナー」画面では使えません。 また、表示場所が変わるのは操作した自分の会議画面のみで、他の参加者の会議画面には反映されません。

左上に表示されていた参加者は、すぐ右に移動します。
この機能を繰り返し実行することによって、参加者を任意の場所に表示させることができます。



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5-2-17. 各ユーザーの通信状態の表示

参加者の映像の右下にある、 をクリックすると、下図のようにその参加者の通信状態を確認することができます。
送信(受信):100/0/0の数字は、通信状態を示す色で%の値です。左からグリーン、黄色、赤の割合を%で示しています。それ以外は表示のとおりです。

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5-3. チャット機能

MeetingPlazaの会議室では、音声・映像の他にチャットでコミュニケーションをすることができます。
チャット表示画面は、日本語の他、英語、中国語、スペイン語等(マルチ言語)で表示することができます。チャット文字もそれぞれの言語で入力し、全ての参加者のチャット画面において表示されます。

ウィンドウ内の表記 クリックまたは選択した場合の動作と機能
文字入力エリア チャット文字を入力する場所です。この中に文字を入力してEnterキーまたは[送信]を押すと、入力した文字が送信先選択メニューで表示されている宛先に送信されます。
送信先選択メニュー 文字入力エリアの下の「All」と表示されている部分は、チャット文字の宛先で、「All」(同じ会議室に入室している全ての参加者に送信)、または任意の参加者名を選択できます。
チャット表示エリア 会議中に自分が送受信したチャット文字が、時刻とともに表示されます。
[送信] 文字入力エリアに入力したチャット文字を、送信先選択メニューで表示されている宛先に送信します。 チャット文字の送信は、このボタンをクリックする他に、Enterキーを押しても送信されます。

[新規保存]
チャットウィンドウに表示されているチャットの内容をテキストファイルへ新規に保存します。 複数の言語でチャットを行った場合、「Save as UTF-8」にチェックを入れて保存してください。チェックを入れないと文字化けが発生します。

[上書き保存]
チャットウィンドウに表示されているチャットの内容を、テキストファイルに上書き保存します。

[履歴削除]
チャットウィンドウに表示されている履歴を全てクリアします。

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